糖尿病・内分泌代謝内科について
概要
糖尿病・内分泌代謝内科
(専門)糖尿病、内分泌疾患一般(甲状腺、下垂体、副腎など)、栄養療法
糖尿病・内分泌代謝内科では、糖尿病、脂質異常症などの代謝疾患と、甲状腺、副腎、下垂体をはじめとする内分泌疾患の診療を行っています。糖尿病患者さんに対しては、多職種からなるチーム医療で個々の患者さんにとって最適で全人的な医療を目指しています。外来では、とくに生活習慣の把握を目的としたチームでの生活習慣介入に取り組んでいます。
バセドウ病、甲状腺腫瘍、副腎疾患、下垂体腫瘍など内分泌疾患の患者さんに対しては、適切な診断・治療を提供するため、各科と連携をとることを心がけています。甲状腺腫瘍に対する穿刺吸引細胞診を毎年100例以上行っています。
診療内容
糖尿病重症化予防対策に真剣に取り組んでいます。
2021年度から、外来通院患者のeGFR低下率をデータベースツール(疾病管理マップ 日本慢性疾病重症化予防学会から提供)を用い、透析導入ハイリスク患者を割り出し、徹底的な減塩指導、腎保護治療薬(ARB、SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬)を用いた集中的治療を行っています。透析予防指導を約50-60件/月行い、現在120名以上の腎症患者を管理しています。半数以上の患者さんを改善あるいは維持しないと算定できない高度腎機能障害患者加算算定可能な施設になりました。
当院で行っているのは下記の3ステップです。①疾病管理マップを用いたハイリスク患者の抽出、②減塩の実践継続、そして③GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬等を用いた腎保護治療の実践。高岡市公的4病院と協働し重症化予防に取り組んでいます。
保険薬局との連携を推進し、医薬連携を通じ、院内外チームを結成しました。バイタルリンクを活用し、地域全体での重症化予防に貢献したいと考えています。
糖尿病合併症外来チェックパス(糖尿病らくらくパック)をご利用ください。
金曜日1人限定で糖尿病合併症をチェックします(図参照)。午前中は血管障害、悪性腫瘍について検査、午後は診察、看護師・管理栄養士から指導します。かかりつけ医を通じてお問い合わせください。
複雑な内分泌疾患に対応します。
当院は内分泌専門医が在籍し、内分泌学会の連携教育施設に認定されています。
甲状腺、副腎、下垂体といった複雑な疾患にも対応し、適切な診断、治療を行います。また、診断治療に難渋する症例に関しても、金沢大学附属病院内分泌センターと連携し、最先端の治療を提供していきます。
施設認定
糖尿病学会教育認定施設
内分泌学会連携医療施設(金沢大学附属病院を基幹とする)
島 孝佑
(しま こうすけ)
役職 | 診療部長 地域医療連携室部長 |
---|---|
資格 | 内科学会認定医 |
迫 佐央理
(さこ さおり)
役職 | 医長 |
---|---|
資格 | 内科学会認定医 |
午前 受付時間 8:30~11:30
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
初診 | 迫/島 | 迫/長谷田 | 島/迫 | 島 孝佑 | 島/迫 |
再診 | 迫 佐央理 | 長谷田 文孝 | 迫 佐央理 | 迫 佐央理 | |
再診 | 島 孝佑 | 迫 佐央理 | 島 孝佑 | 島 孝佑 | 島 孝佑 |
午後 (受付・受診時間については外来までお問い合わせください)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
糖尿病・内分泌甲状腺ABC(再診) 14:00~15:30 |
島/迫 |
かたかご会(厚生連高岡病院糖尿病患者の会)を運営しています
長期にわたる糖尿病治療は決して楽なものではありませんが、糖尿病患者は一人ではありません。かたかご会に参加して、苦楽を共にする仲間を得ましょう。
本会は、糖尿病患者が集ってお互いの療養生活を支援し、糖尿病の治療と予防に関する知識の普及、向上を目指し活動を行っています。会の主な事業として会報の発行、講演会・講習会・座談会の開催、試食会の開催等を行っています。
お問い合わせ
内科外来