臨床研修
感染症を疑う患者の診療において、ただルーチンで培養検査を提出し抗菌薬を選択・投与するのではなく、第一に年齢、性別を含めた患者背景、既往歴や生活歴の問診、身体診察を行い、患者の感染症リスクを把握し、疾患の原因となっている微生物を予想した上で微生物検査を行うことが大事だと学びました。
また、自分自身深く勉強してこなかった免疫不全についての講義も行われ、免疫不全者の特徴や免疫不全に伴う感染症の実臨床における考え方の難しさなども学ぶことができました。
後半は実践形式で、岡本先生が症例を提示してくださり参加者が能動的に考える講義スタイルだったため、終始意欲的に勉強することができました。感染症の知識は内科外科を問わず、どの分野においても大事であるため、今後しっかり勉強していきたいと思える大変有意義な時間でした。
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