臨床研修

2025年2月15日に八尾徳洲会総合病院のJoel Branch先生にお越しいただき、症例検討会が開催されました。今回は諸般の事情から先生による患者さんの身体診察は実施されませんでしたが、専攻医の先生の経験した症例に沿って症例検討が行われました。
今回の症例検討では、肺炎治療後に意識障害が増悪した男性の症例が提示されました。複数の基礎疾患のある方の症例で、現病歴を聞いた直後はなんとなく込み入った印象を受けました。症例の情報はブランチ先生ご自身にも事前に伝えられていないと伺っていますが、先生の誘導に沿って系統別にプロブレム・鑑別疾患を整理することで、次にどのような所見を確認するべきかが次第に明瞭となっていく過程に非常に感銘を受けました。その他にも、意識障害を呈する患者さんに対する神経診察の方法など、実際的な身体診察の技術についても教わることができ、大変実りの多い時間となりました。今後の日常診療の中でも、系統別に問題点を整理できているかこまめに振り返る姿勢を身につけたいと思います。
検討会の終わりには、ブランチ先生がAIをどのように活用しているかのミニレクチャーも行われました。普段は翻訳や調べ物などでAIを使うこともありますが、先生に倣い、大量の音声・テキストデータから情報を整理したり、資料を作成したりするなど、より幅広い使い方を試してみたいと感じました。

